私は1LDKの賃貸住宅に住んでいる男性です。そんな私はアレクサことAmazon Echoをなんと5台も所有しています。アレクサは簡単に言うと何をしてくれるの?にお答えしたいと思います。
Amazon Echo (アレクサ)を入手したときに、あなたの時間を生み出す具体的な機能と、その使い方が分かり、未来が想像できるようになります。
Amazon EchoとAlexaって何が違うの?
Amazon Echoはスマートスピーカーデバイスのことで、アレクサはその中のアシスタントの名前です。
Amazon Echo(アレクサ)は結局のところ何ができるの?
Echo Pop, Dot, Show, Hub, Spot…モデルが多すぎて、混乱していませんか?Amazon Echoはカメラやディスプレイなど様々な副次機能があるモデルがあり、その機能差で売り分けがされています。
でも、ベースで持つ機能はどれも同じ。
どのEchoもベースで持つ機能
- あなたの所有するデバイス同士を繋ぐHUB(ハブ)の機能
- 音声で入力する(会話を聞いてくれる)機能
- 音声を出力する(会話をしてくれる)機能
なんだそれだけ?と思った方は、この記事を最後まで見てください。
私はアレクサが家に来てから、生活が一変し、アレクサが無くてはならない存在になっています。

【時間を創出】アレクサの5つの機能
1.【定型アクション】
「アレクサ!行ってきます」の一言で家中の電源がOFFになる。
アレクサは対応の照明・家電などの操作を音声で行えます。「アレクサ!電気つけて💡」と言えば、照明をつけてくれます。しかし、これだけでは、音声がリモコンの代わりにしているだけです。
より多くの時間を生み出すためには、この機能のカスタマイズします。
我が家の例を紹介します。
- 全ての部屋の照明がOFFになる
- テレビがOFFになる
- エアコン・サーキュレーターがOFFになる
- カーテンが閉まる
我が家では「行ってきます」のひと言で操作されるデバイスはなんと7つ。
しかも複数の言葉に、同じ機能を割当られるため、次の言葉でも同じようにデバイスが操作されます。
「アレクサ!行ってきます!」
「アレクサ!外出!」
「アレクサ!出かける!」

2.【セルフマネジメント】
「そろそろ時間です」の”おせっかい”が、あなたの時間管理を変える。
アレクサは聞く機能だけではなく、話す機能が備わっています。この機能を上手く利用すれば、適切なタイミングで適切なコメントを話すように設定できます。『音声で指示される』ことは、人の行動を促進するのに非常に有効で、つい怠けてしまう性格の私のセルフマネジメントにも活躍しています。
- ゴミ出し
「ゴミ出しはしましたか?今日出せるゴミは可燃ごみです🗑️」 - 睡眠
「そろそろ23時です。寝る準備をしましょう😪」 - 出発(平日の設定)
「出発の10分前です💨」 - 時報(休日の設定)
「9時です🕰️」
私の場合には、
・翌日の朝にロボット掃除機が稼働する前夜に、
「明日の朝5:30に清掃を行います。床のものを片付けましょう🧹」
・定期的なバドミントン活動の直前まで仕事をしている場合もあるため、
「1時間後にバドミントンへ出かけます。準備をはじめましょう🏸」
というような設定をしています。ゴミ出しに関しては、「第2週にしか捨てられない乾電池」などの設定も行えます。

3.【爆速の音声辞書】
「アレクサ、今何時?」料理もPC作業も、手を止めずに情報が得られる。
アレクサは、アシスタントとして普遍的な事柄を確実に即回答してくれます。これが通常の「見る」「調べる」という動作よりも圧倒的に速く、私は在宅ワーク中にアレクサに話しかけることもあります。
- アレクサ!今何時?(時間)
- アレクサ!平成2年は西暦何年?
(単位変換) - アレクサ!12×24×51は?
(計算) - アレクサ!今月の祝日は?
(カレンダー) - アレクサ!リンゴを英語で!(翻訳)
意外と多く利用するのが「アレクサ!今何時?」です。特に急いでるときには、時計を見ている余裕がありません。シャワーを浴びていても、暗闇でも、家の中にあるアレクサのどれかが回答してくれます。

4.【予約概念の付与】
アレクサは単なるリモコンにあらず。「時間」を味方につける。
アレクサに話かけることで家電の操作ができるのは、単純なリモコンの置き換えです。アレクサはそれに加えて、時間の概念(予約機能)を与えることができます。
- 出かけるとき
アレクサ!18:00にエアコンつけて! - 寝る前に
アレクサ!30分後にエアコン消して! - 電気代節約のため
アレクサ!1時間エアコンつけて!
予想以上に細かい指定ができることに、お気づきでしょうか。このような時間制御を行いたい場合、従来なら複雑な設定が必要でした。しかしアレクサなら、これを繋がる全てのデバイスで行ってくれます。
5.【本の読み上げ】
「目で読む」と「耳で聴く」を使い分ける新しいインプット術
アレクサにはAmazonの電子書籍 Kindleで購入した本の読み上げ機能が無料で備わっています。このあたりの機器の連携は、さすがAmazon。目で本を読むという行為は、別の行動をしながらは行なえません。
アレクサの読み上げ機能を使えば、こんな時間もインプットの時間に変わります。
- 歩きながら
- 食器を洗いながら
- ご飯を食べながら
- そして私は、この記事を書きながら!

kindle端末とも連携しており、ユーザーがその本をどこまで読んだのかは共有されています。電車の中で途中まで読んだ本を、家に帰ってからは耳で聞くということが可能になるんです。
ただし、あくまでも読み上げるのは機械。抑揚をつけるのは得意ではありません。無料のkindleで試してみて、自分に合わなければ本格的なAudibleに切り替えるのもアリ。Audibleにもアレクサは対応しています。
私が5台も所有する理由
「アレクサ、便利そうだけど、とりあえず1台あれば十分でしょ?」
私も最初はリビングに置いた1台から始まりました。しかし、今では5台ものEchoが、私の1LDKの部屋のあらゆる場所で稼働しています。
なぜ、5台も必要なのか? それは、複数台のアレクサが連携することで、1台の時とは全く次元の違う「快適な生活」が手に入るからです。
最初の1台。そして見えた「1台の限界」
初めて我が家に来たEcho。声だけで音楽が流れ、天気を教えてくれる。「未来が来た!」と本気で感動したのを覚えています。
しかし、すぐに小さな不満が見え始めました。
料理中にパスタの茹で時間を計りたいのに、Echoはリビングの中。濡れた手でスマホを触るか、リビングまで歩いていくしかありません。出かける直前、「あ、エアコン消し忘れた」と気づいても、リビングのEchoには声が届かない…。
この「あとちょっとが届かない」もどかしさが、2台目のEchoを、そして気づけば5台のEchoを我が家に迎え入れるきっかけとなったのです。
「どこでもアレクサ」がもたらす、本当の価値
5台のEchoがそれぞれの場所に配置された今、「リモコンを探す」「スマホを取りに行く」というアクションは、私の生活からほとんど消滅しました。
[ここに1LDKの間取り図と5台の配置イラストを挿入]
- 寝室では: ベッドの中から声だけでエアコンと照明をオフ。もう、眠い目をこすりながらリモコンを探す必要はありません。
- ダイニングでは: 「アレクサ、3分タイマーかけて」で料理が捗ります。「オリーブオイル、買い物リストに追加して」なんて指示も、すべてハンズフリーです。
- 洗面所では: 風呂や朝の支度をしながらニュースや今日の予定をチェック。時間を無駄にしない、効率的な時間が始まります。
このように、各部屋にEchoを配置することで、行動する時間が大幅に削減される、ストレスフリーな生活が手に入ったのです。
複数台だからこそできる「特別な体験」3選
そして、複数台所有の本当の価値は、デバイス同士が連携することで生まれる「特別な体験」にあります。
1. 家中が音楽に包まれる「マルチルームミュージック」 家全体を一つのスピーカグループに設定すれば、どの部屋に移動してもお気に入りの音楽が途切れません。まるで家全体が、自分だけのお気に入りのカフェになったような感覚です。
ちなみに、私がカフェ風の雰囲気作りにいつも使っているのは、Apple Musicの「ブラウンシュガー」というプレイリスト。これを流すだけで、一気に空間がおしゃれになりますよ。
2. 臨場感あふれる「ステレオペア」 リビングに置いた2台のEchoをペアリングすれば、本格的なステレオサウンドを楽しめます。Amazon Prime Videoで映画を観る時の迫力は、1台の時とは比較になりません。
3. スマートな「アナウンス機能」 「アレクサ、アナウンスして。ご飯できたよ!!」と話しかければ、家中のデバイスから「ご飯できたよ!!」と自分の声が再生されます。離れた部屋にいる家族を大声で呼ぶ、なんてこともなくなります。

エコーシリーズでおすすめはどれ
アレクサは一番安価なモデルでも十分すぎるほど、生活が変わります。配置転換も可能なので、最初の1台はPopやDotを購入して、用途に合わせて、追加していくことをおすすめします。
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